
アフターコロナ大本命、アプリで広告費が年々減っていく旅行代理店
旅行+ITのアフターコロナ特需だらけの銘柄
アフターコロナといえば「旅行」。
旅行関連銘柄はいろいろあるが、その中で注目すべきはIT系旅行関連銘柄だろう。
そのIT系でも注目したいのが6030アドベンチャー。他の旅行会社との大きな違いは
①不動産資産が少ない=少ない固定資産で売り上げを作っている、固定資産リスクが少ない
②ワラントを行っていない=エアトリ、旅工房等の競合はワラントをしているが、アドベンチャーはワラントをしておらず、自己資本と借入のみ
③コロナで旅行需要少なくとも黒字(!!)ここが味噌、固定資産が少なく、流動負債である販管費の調整で黒字化が出来る
という優れもの。似たビジネスモデルとしてExpediaがあるがこちらは時価総額 250億ドルまで成長。
アプリで広告費は年々減少
アドベンチャーの特徴の一つがアプリを中心としたマーケティングである。
今までの旅行代理店は店舗運営が主力でその後インターネットの会員サービスが増えてきた。
インターネットの会員サービスも固定費が少ないビジネスモデルではあるが、リピーターの獲得に課題があった。
その点アプリは一度ダウンロードしたらそのまま取っておくケースが多い。
アドベンチャーはアプリのダウンロード数に力を入れており、現在1600万ダウンロードされている。
このユーザーたちには少ない広告費で済むので、非常に費用対効果が高い。
横展開しやすいビジネスモデル
もう一つの特徴が横展開しやすいことにある。
expediaを見ればわかるように旅行券の予約に始まり、ホテル予約、ツアー予約、レンタカー予約とある。またホテル予約には民泊も掲載さている。
アドベンチャーも徐々に旅行券の領域から拡大しており、exipediaを良い意味で模倣しながら事業拡大している。
日本は日本語という特殊マーケットでもあるのでexpediaにはないマインドでマーケティングすることで一層シェアをとる可能性は高い。
同時に競争が激しい海外市場でもUIやコンテンツの充実差でexpediaなどの先行サービスに追いつくことは不可能ではないだろう。
サービスの選択と集中が課題
過去に洋服のレンタルで失敗しており、事業の選択と集中が課題。
また、Table crossとの提携を見る限りグルメプラットフォーム事業にも乗り出す可能性は非常に高く、今後のシナジーがある分野での事業展開に期待したい。
主な関連銘柄
2450一休
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